〈COLUMN〉私の好きな糸‐ラムリネン‐

どんな風にAVRILの糸を使っているのかを紹介していくコラムです。

まずはAVRILの糸の魅力を知り尽くしているスタッフに、お気に入りの糸について聞いてみました。


スタッフ 井上


ウール(ラム)と麻(リネン)を原料の段階でブレンドして紡績した糸、ラムリネン。

ウールの暖かみと麻のサラッとした風合いが共存している糸です。

空紡という特殊な紡績方法(国内ではあまり残っていない紡績機を使用しています)で作られている糸だからこその独特のボリューム感。


紡毛糸(※1)のふくらみ感もありつつ、梳毛糸(※2)のスルッと感もある、ワタの風合いが生きているところが特に好きだそうです。

ラムリネンとシルクリネン(以前販売していたAVRILの糸。シルクと麻がミックスされた細めの糸)を引き揃えた、棒針編のスカートは、浮き目という編み方でヘリンボーン柄を表現しています。ボリューム感がある糸だからこそ、浮き目の模様が引き立っています。

かぎ針編のベレーはラムリネンとアンゴラネップを引き揃えて編んでいます。

ボリュームが出過ぎないように、細編のすじ編で編み、編み地の裏側を表に使用しています。



ウールと麻の両方の良さを生かした糸なので、スカートもベレーも、秋から初夏にかけて長い期間重宝しているそうです。



※1 紡毛糸(ぼうもうし) 繊維長が短めの毛を糸にしたものです。繊維の方向が一定ではなく、嵩高(かさだか)でふくらみがあります。

※2 梳毛糸(そもうし) 繊維長が長めの毛を糸にしたものです。繊維の方向が揃っているので表面がなめらかです。



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ラムリネン S-1033 ※在庫限り終了※

全12色 10gあたり約33m

本体価格 180円+税

素材 毛80% 麻20%


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