どんな風にAVRILの糸を使っているのかを紹介していくコラムです。
まずはAVRILの糸の魅力を知り尽くしているスタッフに、お気に入りの糸について聞いてみました。
スタッフ 大西 【コットンギマのミニバッグ】
”コットンギマ”は細いコットンの糸をテープ状に4本並べてギマ加工(※)した、サラッと清涼感のある糸です。
軽くてハリがあり、編み上がりが重くなり過ぎないところが特に好きだそう!
左:53番 オーク 右:35番 パシフィック
色数も豊富で、特に ”53番のオーク” や ”35番のパシフィック” などのエスニック調の色味が魅力的でよく使っているそうです。
このミニバッグはコットンギマをメインに、シルクなどの糸を合わせて、細編でぐるぐる編んでいます。もともとは手元にある糸を有効活用しようと作り始めたそうです。
編みやすい太さにするために、違う種類の糸を引き揃えたりと、
組み合わせて編んでいくうちに、色の混ざり方や異素材の混ざり方が面白くどんどん楽しくなったそう。
よく見ると、同系色でまとめていたり、反対色を組み合わせていたり、と個性豊かな配色です。
色や糸をかえるタイミングに規則性はなく、好きなところや糸がなくなるところでかえていっています。
まるで、パレットの上で絵具を混ぜて編んでいるよう。イラストなどが得意なこのスタッフならではの作品!自然なグラデーションがきれいですね。
コットンギマは他にも淡いナチュラルカラーや明るいカラー、落ち着いたカラーも揃っています。
細めの糸ですが、何本かを組み合わせることによって好きな太さに出来たり。
このバッグのように、違う質感の糸と組み合わせることで、表情が変わったり。
色も組み合わせることによって表現できるカラーは無限大です。
※ ギマ(擬麻)加工 ビスコース加工ともいいます。糸にビスコースという植物成分をコーティングする加工です。少し硬い麻のような風合いにする加工で、細い糸を何本も並べ、合わせて加工するとテープ状になります。使って揉まれるうちにビスコースが少しずつとれてきますが、柔らかい風合いになります。
========================
コットンギマ H-3003
全27色 10gあたり約85m
本体価格 180円+税
素材 綿100%
0コメント