〈COLUMN〉‐中川政七商店さん‐に聞くAVRILの糸の使い方

どんな風にAVRILの糸を使っているのかを紹介していくコラムです。


中川政七商店さんは、1716年(享保元年)に奈良で手績み手織りの麻織物を扱う店として誕生しました。2016年には、なんと創業300周年を迎えられました!

現在では、「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに、日本全国に根差した工芸品をはじめ、日本のものづくりの技術が詰まった“良いもの”を発信し続け、中川政七商店・遊 中川・日本市などのブランド・店舗を展開されています。



【中川政七商店さんにお聞きしました】

‐AVRILの糸をどのように使っていますか?‐

東京の伝統工芸品である「江戸風鈴」を吊り下げる紐としてリネン生地との組み合わせで使用しています(“白水玉”は完売。柄違いで“透明”があります)。


ガラス製のシンプルなデザインの風鈴は音色だけではなく、見ているだけで涼しげです。



中川政七商店は古くから麻を扱ってきた歴史があるので、風鈴に使用する雰囲気のある風合いの良い麻紐を探しているところ最適な紐がギマリネン6本でした。

細い原色のリネン糸を6本並べ、風合いを硬くするためにテープ状にコーティング加工したハリのある糸。“ギマリネン6本”


風鈴についている舌(ぜつ)はシェルボタンで涼しげです。

その下でゆらゆらゆれる短冊(リネン生地)は手織りで作られているのだそう!

手績み手織りの麻織物を扱う中川政七商店さんならではのセンスです。



‐中川政七商店さんからのメッセージ‐

株式会社中川政七商店は、工芸をより多くの方に身近に感じていただく為、作り手と使い手の出会いの場「大日本市博覧会」を開催しています。

今年は、福井県鯖江市河和田地区で年に1度開催される体験型マーケット「RENEW」とタッグを組み「RENEW×大日本市鯖江博覧会」を、2017年10月12日(木)~10月15日(日)の4日間に渡り開催します。

コンセプトは「ものづくりを志す全ての若者が目指すまち」。河和田地区には、徐々に若手の職人やクリエイターが集まりはじめています。人の移動がさらに活発化し、相互に魅力を高め合う産地を目指し、地域を越えて約70件の工房・企業が参加。普段は出入りすることのできない工房を特別に開放し、ものづくりの現場を見学、体験いただける年に一度の特別なイベントです。


中川政七商店

中川政七商店は奈良の地で享保元年(1716)に創業しました。

創業以来、手績み手織りの麻織物を扱い続けています。

近年は工芸をベースにしたSPA(製造小売)業態を確立し、全国に直営店を展開しています。

http://www.yu-nakagawa.co.jp/top

https://www.facebook.com/nakagawa.masashichi




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