どんな風にAVRILの糸を使っているのかを紹介していくコラムです。
京都の街なか、烏丸駅にもほど近い蛸薬師通りに、絞り染め製品のお店「片山文三郎商店」さんの京都本店があります。
ゆらゆらゆれる 絞り染めの のれんをくぐると
店内には色鮮やかな絞り染めの商品がたくさん並んでいます。
ぷかりと浮かぶ、絞りの照明も印象的です。
片山文三郎商店さんは、伝統の絞り染めを専門に、洋服やスカーフ、バッグ、インテリアと幅広くアイテムを展開されています。
アートを身に付けるような、エッジの効いた商品の数々は「絞りの“つんつん”した形を見ると元気が出る!」と言われたりもするそう。
【片山文三郎商店さんにお聞きしました】
‐AVRILの糸をどのように使っていますか?‐
絞り染めの指輪のループ部分に“シルクステンレス”を使用しています。
細い糸を組紐状にしているのですが、このループの繊細さはシルクステンレスでないと出ないんです。サイズも多少調節することが出来るのもいいですね。
細いステンレスを芯に、シルクの糸(絹紡糸)でカバーリングした糸 “シルクステンレス”
形を形状記憶のようにかえられます。
ポリエステルに細かな唄絞り(ばいしぼり)を入れた、星を纏うような “つんつん” した形がかわいい指輪。
唄絞りは、糸できゅっと絞ったその形が貝に似ていることから貝絞り(唄絞り)と呼ばれています。
ポリエステルに細かな突出し鹿の子絞り(つきだしかのこしぼり)を入れた、華のようにキュートな指輪。
突出し鹿の子絞りは、生地の根本だけを糸で括る技法です。図柄が小鹿の斑点に似ていることと、糸を絞ってできる凹凸、突出しからその名がつけられました。
どちらの指輪も、とっても軽くて華やかです。
着物や浴衣にはもちろん、普段の装いにも使える“絞り”のアクセサリーです。
指輪の他にもイヤリングやピアス、ブレスレットなども展開されていますよ。
株式会社片山文三郎商店
絞り染め製品の専門店。
着て!感じて!
美しくも芸術的な「纏う芸術」=Wearable Artを提案します。
https://www.facebook.com/shibori.katayama.bunzaburo
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