「ほぼ日」という愛称で親しまれている、糸井重里さん主宰のウェブサイト
「ほぼ日刊イトイ新聞」では、毎日のように更新される楽しい読み物コンテンツや、
ほぼ日手帳をはじめとするさまざまなグッズを販売しています。
そのほぼ日で展開されている、ニットデザイナー・三國万里子さんの編みものキットのお店「Miknits」。
編みもの好きの方の中には、「Miknits」で販売される新作を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
三國さんが作りだす作品は、カラフルな編み込み模様や、くっきりとした模様編みなど、日常のワードローブに取り入れたくなるアイテムばかり。
編みものをしたことがなくても、それ欲しさに編みものをはじめた、という方も多いんです(そして今ではすっかり編み物のプロになっている、という話もしばしば聞きます)。
miknits 2017「T-sweater」
写真:白川 青史(ほぼ日刊イトイ新聞「Miknitsより」)
「Miknits」のキットの中には、AVRILが作った糸もあります。
「こんな糸が欲しい」のリクエストのもと、AVRILが糸を作り、三國さんが新作をデザインする、というやりとりが4年ほど続いています。
キットに使用している糸は、オリジナル糸なので、AVRILのお店では買えないのですが、
一緒に作った糸はどれもとっても使いやすくて、AVRILのスタッフが「Miknits」のウェブストアでキットを買うこともしばしば。
そんな、自分たちも欲しくなるような糸のことを、紹介したいと思いました。
「カシミヤやシルクで、ちくちくしない糸、程よい太さの糸が欲しい。」
という要望のもと作った、カシミヤシルクウール。
シルクウールは、ふっくらするのに、ちくちくしない組み合わせの糸ですが、
そこにカシミヤをプラスしました。
このカシミヤシルクウールは、程よい太さの3本撚りと、太めの5本撚りの2タイプの太さで作りました。
3本撚りタイプの糸を使用したキット「カシミヤシルクの透かし柄ストール」
5本撚りタイプの糸を使用したキット「バルキーマフラー」
写真:白川 青史(ほぼ日刊イトイ新聞「Miknitsより」)
「太い糸でざくざく編める糸で、ふわふわの糸が欲しい。」という要望で出来た糸が
“ベビーアルパカ”とやわらかさのある“メリノウール”を混ぜて作った糸。
ふわふわしたアルパカそのままの、素材の持ち味をいかした糸です。
「ベビーアルパカのロングカーディガン」
写真:白川 青史(ほぼ日刊イトイ新聞「Miknitsより」)
「Miknitsオリジナルのアラン糸をつくりたい」という声からできたアラン糸。
ブルーフェイス、チェビオット、スパニッシュメリノに、少し荒めのハードな繊維が特徴のニュージーウールをブレンドして作っています。
毛質の違う羊毛のブレンドによって、柔らかさもあり、かつ、きりっと模様が浮き立つ糸にしました。
「ガンジーセーター」
写真:白川 青史(ほぼ日刊イトイ新聞「Miknitsより」)
グレー・茶は糸になる前のワタの状態で染める“トップ染め”なので、
色にニュアンスが出ているのも特徴です。
そして今年のMiknitsも、新しい糸を作らせていただきました。
ナイロンチューブに、柔らかいラム混のワタを噴きつけた、肌触りのいい糸です。
ラムは生後6か月から1歳のメリノ種の子羊の毛を使用しています。
繊維が細く柔らかいのでベビー用のニットに使われたりもしています。
もちもちっとした質感も魅力です。
そしてAVRIL25周年企画展「糸でつながる」の展示に合わせて
期間限定でAVRIL pépin 京都 一乗寺でMiknitsのキットを販売します!
販売期間:2017年10月7日(土)~20日(金)
キットを購入出来るこの機会に、是非お越しください!
▽取り扱う商品はこちら▽
・penguin ・T-sweater ・garden ・うさぎのミトン
・アランのケーブルキャップ ・黒猫のメジャー
・猫の編みものマーカー ・三毛と黒猫のニードルキャップ
※なくなり次第終了となります。
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